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逆流性食道炎の治療情報|診断書|制酸剤|錠剤

食欲がない時やお酒を飲み過ぎた時など、胃腸薬のお世話になった事がある方は多いと思います。
しかしちょっと胃腸の調子が悪いなと思うとすぐに胃腸薬を飲むようになってしまってはいませんか? 胃腸薬は上手く利用すれば強い味方ではあるものの、必要以上に服用してしまうと身体に様々な問題が起こる恐れがあります。
まず常用した場合に考えられる問題として、「効果が出にくくなる」という問題があります。
薬を飲み過ぎると身体がその薬に慣れてしまい、それによって同じ量では効果が得られにくくなるのです。
また胃腸薬を常用していると、胃酸の分泌が少なくなる可能性もあります。
胃酸が少なくなると食べ物が上手く消化できなくなって胃の中で食べ物が発酵する恐れがあり、それによって胃もたれが引き起こされたり、口臭が強くなる恐れがあります。
さらに胃腸薬に配合されている成分にはカルシウムの吸収を妨げるものもありますので、飲み過ぎるとカルシウム不足に陥り、骨折しやすくなるという事も考えられます。
カルシウム以外でもビタミンやミネラルが上手く吸収できなくなったり、免疫力の低下や下痢などの問題が起こるとも言われています。
どんな薬でも過剰な服用は逆効果となってしまいます。
何でもかんでも胃腸薬に頼るのではなく、普段から胃腸を労わるように心がけ、どうしてもという時だけ服用するようにしたいですね。
胃腸薬に頼らないようにするためには、まずは食事の際にはしっかり噛むようにする事が大事です。
暴飲暴食をせず、腹八分目にする事も心がけたいですね。
脂っこい食事や肉などの消化に悪いものやアルコールも控えめにするようにしましょう。
睡眠中に胃に食べ物があると胃腸に大きな負担となりますから、食事は就寝の3時間前までに済ませる事も大事です。

胃薬の意外な副作用

仕事の環境や職場の人間関係などによって、日ごろからストレスを多く感じる、というライフスタイルの方も多いのではないでしょうか。
そのような場合には、胃薬を毎日のように服用してしまうというケースもあるものですが、実は胃薬には思わぬ副作用があることをご存知でしょうか。
たいていの胃薬の中には、胃酸を抑える働きを持っている、プロトンポンプ阻害薬、またヒスタミンH2受容体拮抗薬などが含まれている事が多いのですが、それによりカルシウムの吸収を妨げるという作用があります。
そのため、骨粗しょう症になりやすいというデータも発表されており、骨折などを起こしやすいという事になるのです。
しかしそれはすぐに引き起こされる訳では無く、副作用が実際に出てくるには長い期間にわたって服用をしている事によります。
ですから時々胃腸薬を服用するというだけでは、骨粗しょう症になるかもしれないというリスクが倍増するわけではないのです。
しかしながら、それほど頻繁ではなくてもいつも胃薬をのみ続けると言う事をしていると、だんだんと胃の働きが悪くなってしまうという事が危惧されるために、勝手に市販の胃薬などを服用し続けるのは良くありません。
あまりにも日ごろから胃痛に悩まされているという方には、素人判断をしてしまうのではなく1度お医者さんに相談をしてみる事をおすすめします。
まずは普段の食生活を見直してみること、またどうしても我慢出来ないという胃痛の時以外には、胃薬を服用しないというような事を心掛けてみましょう。
暴飲暴食などをしないように気を付けるだけでも、胃に負担を掛けないことに繋がるために、随分と胃の調子が良くなってくるものなのです。

血糖値上昇に関与するピロリ菌には胃潰瘍の胃薬が有効

胃潰瘍は、全年齢層で女性よりも男性の発症率が高く、特に40歳代~50歳代の発症率が高いとされています。
胃潰瘍は、喫煙や飲酒、コーヒーの多飲、非ステロイド系抗炎症胃薬、ストレスなどが発症因子と考えられて来ましたが、1983年のヘリコバクターピロリ菌の発見後は、ピロリ菌感染による胃粘膜障害が主な発症原因とされています。
人間の胃壁は、内から粘膜層、粘膜下層、固有筋層、漿膜層の四層で構成されていますが、粘膜層の患部を糜爛と呼び、粘膜下層より深部組織の患部を潰瘍と分類しています。
ピロリ菌は、胃粘液に含まれる尿素の加水分解を促進する酵素ウレアーゼを分泌する事で得たアンモニアにより、胃の粘膜層の一部を中和し増粘液下層で感染巣を形成します。
ピロリ菌の増殖により、胃粘膜では有害な活性酸素濃度が上昇し、更にピロリ菌が分泌する毒素で胃の上皮細胞に炎症を引き起こされ慢性胃炎や胃潰瘍、胃がんなどの発症リスクを上昇させます。
又、消化器系の疾患だけで無く動脈硬化性疾患を引き起こすとされるピロリ菌は、血糖値の制御を助ける胃のホルモンやヘモグロビンA1cに対して悪影響を及ぼしているとされ、血糖値の上昇や糖尿病の発症リスクを高めているとされています。
実際に、2型糖尿病の空腹時の血糖値は高いとされ、ピロリ菌の除菌が2型糖尿病の発症を遅らせると考えられています。
胃潰瘍の治療には、H2ブロッカーやプロトンポンプ阻害薬、抗コリン薬、プロスタグランジン製剤、防御因子増強薬などがあり、胃酸の分泌を抑制する胃薬や胃の防御機能を高める胃薬が処方されています。
又、ピロリ菌の除菌には、胃酸分泌を抑制するプロトンポンプ阻害薬と呼ばれる胃薬と2種類の抗生物質や3剤の成分を含むランサップなどが処方されています。